国民年金を未納、払えない時の対処法

国民年金の支払いは国民の義務です。支払いが困難な場合は行政で手続きをする必要があります。

国民年金手帳

国民年金の加入は義務付けられています。

しかし借金返済などの理由から、滞納してしまっている人も多いです。 そんな国民年金ですが、払えないときにはどのような対処をしたらいいのでしょうか。

借金の解決方法

加入は義務!自由ではない

将来年金をもらわなくてもいいから、支払ってもどうせもらえる保障がないからという理由で滞納してしまう人がいます。

しかし国民年金の加入は義務であり、個人が自由に決めれるものではありません。 ですから支払わずにいると、当然督促がきてしまいます。

会社勤めをしている人は給料から天引きされるので、忘れることはないでしょう。 ただしフリーランスや自営業の人は自ら加入の手続きが必要なので注意しましょう。

しかも国民年金や税金の滞納に対する対処は、年々厳しくなっています。 遅れてもすぐには何も言ってこないだろうと放置していると、すぐに督促状が届いてしまいます。

ずっと督促を無視したらどうなる?

国民年金の督促といっても、ただ「払って下さい」という書面が届くだけだと思っていませんか?

最初はもちろんやんわりと「払って下さい」というメッセージと期日が書いてあるだけです。 それでも無視すると結構な頻度で書面が届きます。

さらに無視し続けると、単なる通知書面だけだったのが督促状、特別督促状、差し押さえ警告…と段々厳しい内容に変わっていきます。

差し押さえなんて本当にされないだろうと思っているかもしれませんが、そうではありません。

連絡もせずずっと無視し続けると、給料や財産の差し押さえまでされてしまう羽目になります。

払えなければ必ず連絡・相談

国民年金を支払えないからといって、無視し続けるのはよくありません。

借金返済などで支払いが苦しいというときには、まずしかるべき機関へ相談をしましょう。 年金支払いの相談は管轄の役所で受け付けています。

実は国民年金も全額免除や一部免除制度があります。 免除されるには所得が少ないなどの条件に当てはまる必要があるので、給与明細書や離職票などの書類の提出を求められることがあります。

収入が多いけど借金返済のせいで国民年金が払えないという人は、もしかしたら全額免除は厳しいかもしれません。 それでも納入猶予や分割納入などの相談ができます。

きちんと手続きを踏めば支払いを待ってもらえるのに、督促を無視し続けたせいで給与や預金が差し押さえられては困りますよね。

そんな事がないように、国民年金の支払い状況の管理と支払いが遅れる時の連絡はしっかりと行うようにしましょう。

▲ このページの上部へ