借金返済体験談|多重債務で借金返済できず任意整理

クレジットカードはショッピングであっても借金だという事を自覚する様にしましょう。 そうしないと、後日、返済で苦労することになります。

多重債務により任意整理する羽目に

クレジットカード

私は、入社5年目のOLです。 私が借金整理をするに至った話をしたいと思います。

きっかけは、クレジットカードを作った所から始まりました。 クレジットカードは複数枚持っている人が多いと思うけど、私の場合もポイント獲得狙いで3枚のカードを持っていました。

最初の頃は、よく使うのは1枚のカードだけで、それを用いてショッピングの決済に使用をしていました。

クレカのショッピングは不思議なもので、本当は信販会社に対して借金をして買い物をしているのですが、私には当時その様な感覚がありませんでした。

買い物が簡単にできる便利なカードと言ったイメージしか持っていませんでした。

ですが、それが誤りだと気付いたのは私のカードに設定されているショッピング枠の限度額まで買い物をした時です。

翌月に、私の銀行口座から15万円ほどカード利用の決済として引き落としがされるとの案内が電子メールで届きました。

ですが、私の銀行口座にはその時、生活費として必要な分ぐらいしかお金が入っていませんでした。

→ 借金の解決方法

クレジットカードを使って現金キャッシング

給料が入るのは口座引き落とし予定日以降だったので、結局、現金を調達するために他の信販会社のカードに付帯していたキャッシング枠を使ってキャッシングで借金をする事にしました。

借金をした額は、少し余裕を持たせて16万円です。 貸付金利は20%が設定されていたのですが、給料が入ったらすぐに返済をするつもりだったので、あまり気にしませんでした。

車の修理代が必要に

ところが、悪いことは続くもので、車を運転していた時に、前の車が急停止をしたことに気づくのが遅れて追突事故を起こしてしまいました。

保険会社の担当者に確認したところ追突事故の場合、前方不注意と十分な車間距離を確保していなかったとの理由から後方の車の過失割合は100%となるそうです。

つまり、追突事故の過失責任は全て私にあるため、私が全ての損失補てんをしなければならないということが分かりました。

私は、任意保険で対物に入っていたので、その保険で相手の車の修理はまかなうことができました。 ですが、車両保険には入っていなかったので、私の車の修理は私自身で行う必要があります。

急に車の修理代が必要となったため、口座に振り込まれた給料のほとんどは車の修理代に消えてしまいました。 そのため、このままだとキャッシングで作った借金の返済が滞ることになってしまいます。

結局、その借金を返済するために3枚目のクレジットカードのキャッシング枠を使って、また別の借金をすることで返済を行いました。

ここまで来ると、あとは借金返済のために借金をするという繰り返しで多重債務となってしまいました。

借金相談所で相談をすることに

さすがに自分だけでこの多重債務を解決するのは難しいと判断しました。

借金の解決策ついて借金相談所で相談をした結果、債務整理の法律事務所を紹介してもらうことができました。

借金状況を整理したところ、私の借金合計額は150万円を超えていました。 一時、自己破産ということも考えましたが、幸いにも私は仕事をしていましたので、借金の返済問題は任意整理で解決を図ることにしました。

債権者である信販会社と私の代理人である弁護士の先生が交渉をした結果、借金の元本は減らすことはできませんでしたが、利息分は大幅に減らすことができました。 また、借金の支払期限も先延ばししてもらうことができました。

今後、最低限の生活費だけでの節約生活が当分続くことになりますが、借金問題がクリアになったので安堵しています。

また、クレジットカードを使うという事は借金をする事なので、安易にカードを使わない様にしようと心に誓いました。

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