借金返済体験談|株投資で資産を増やすはずが借金返済する羽目に

素人が株を購入する場合は必ず現物取引で行いましょう。信用取引で失敗すると高額の借金を抱え込んでしまう可能性があります。

株式投資に失敗した結果

株式チャート

私は、若い頃にちょっとだけ株を買ってすぐに売却した経験があります。

その時は、株を買った直後に値段が下がり始めて、その後に幸運な事にも値を戻したので、値段が戻るとすぐにその株を売ってしまいました。

でも、その後もその株は値段が上がり続け、私が売却をしてから3か月後ぐらいには、私が買った時の値段から1.5倍程度まで高騰していました。

その時は、自分の判断の誤りに憤りを感じ、とても悔しい思いをしました。

そんな若い頃の経験も忘れ果てていた時に、ニュースでこれからは太陽光発電などの環境に優しいエコ社会になるという事を言っていました。

しばらく投資はしていなかったのですが、このニュースを聞いた時に、千載一遇のチャンスだと感じました。 今、環境関連の会社の株を買っておけば、将来的に絶対値上がりするだろうとの思惑です。

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街金からの借入

このチャンスを逃してはならないとの焦りがあり、自分の手持ち資金だけでなく、街金からも設定された限度額の上限値まで借金をしてお金を借りました。

借金をすると元金に利息が付くことになりますが、借金の利息以上に株の売買によるキャピタルゲインで利益を上げることができるだろうと考えたからです。

株式投資の雑誌をみて、環境関連の会社の推奨銘柄の業績をチェックしました。 そのなかで、出遅れ株というまだほとんど値動きがない会社の株を購入することにしました。

株を購入して半年、1年と過ぎました。 ですが、その株の値段は上がらず、わずかながら下がってきました。

その期間中も街金から借りた借金の返済をしていたので、かなりきつかったです。 結局、株を購入してから1年後に、この株を持ち続けても損失が増える一方で、利益はでないと判断して売ってしまいました。

結局自分に残ったのは、街金から借り入れした借金だけです。 街金への借金返済は、株の売却により入ってきたお金で一括返済をしました。

そのため、借金返済に苦労するということはなかったのですが、自分の手持ち資金は大幅に減らす結果となってしまいました。

もし仮に、信用取引をして大量にその株を購入していたら、おそらく全財産を失った上に借金だけが残るという結果となっていたと思います。

借金までして挑んだ投資に失敗したのは悔やまれますが、まだ現物取引だったのが幸いです。

私自身の資産は減ってしまいましたが、借金を抱え込んでその返済に苦慮するという状況にだけにはならずに済みました。

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