借金返済体験談|僕の人生は借金返済ばかりだった

借金はできればしないことに越したことはありませんが、人生の中には借金せざる負えないことも多々あります。

借金の繰り返しだった人生

大工

僕の実家は、決して裕福ではなくどちらかと言えば、貧しい家庭で親は借金返済の事ばかり考えていました。

父親は大工をしているのですが、大工の仕事は景気にとても左右をされるのです。

日本が高度経済成長で好景気が長期間続いていた時は、うちの家庭もとても羽振りが良かったそうです。

ですが、景気が収束を迎えると父親の仕事は、ほとんどなくて、生活費さえ親戚から借りる状態でした。

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奨学金と住宅ローン、そして学費ローンの借金

借りたお金の返済が遅れると、電話で催促をされます。 母親がよく電話の前で、借金の返済をもう少し待って欲しいと頭を下げていたことを思い出します。

そんな家庭状況なので僕は、大学へは奨学金を貰って行きました。 自宅から通える大学だったのですが、それでも生活費を稼ぐために大学生活は学業だけでなくバイトもがっつりとやっていました。

奨学金は利息は付かないのですが、借金です。 だから、社会人になるとすぐにその返済を開始しました。

その後、普通に結婚をしたのですが、貯蓄なんてなかったので新婦の親から借りました。

奨学金の借金返済は終えていたのですが、今度はすぐに借りた結婚式場代の返済を始めました。 その借金返済を終えるのには約2年ほど掛かりました。

その後、子供を授かることができ、賃貸マンションに住んでいたのですが、マイホームを買う決心をしました。 街中の家は高すぎて手が出ないので、郊外の家がまばらな田舎の中古住宅を購入しました。

中古と言っても1800万円ぐらいの家なので、頭金は百万円だけでその他は、銀行の住宅ローンによる借入れです。

当初は住宅ローンの借金を20年掛けて返す予定だったのですが、繰り上げ返済をしたことにより10年程度でその借金を完済できました。

住宅ローンの支払いが終わった数年後に、子供が大学へ行くことになり、その際に学費を調達するために日本政策金融公庫で教育ローンを組みました。 これは学費ローンなので、借金です。

この国の公的な教育ローンは貸付金利が固定で2%台という低金利でした。 だから、この借金返済はあまり経済的な負担とならずに返済することができました。

僕は今50代です。 自分の人生を振り返ってみると借金返済ばかりしていました。 でも、今は借金もなく貯蓄できる状況となっているので、現在では老後に備えてお金を蓄えています。

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