まずは借金の金利や元金について知ること
自分の借金のことですから、まずはどれだけ借りているかということと金利がどれぐらい掛かっているのかを知る必要があります。
当り前のことと思いきや、返済困難に陥る人は自分の借金の詳細について、すぐに答えられない人も多いのです。
自分の現在の債務額を把握するには、明細書を整理しておいたり、メモをしておいたりすると良いでしょう。 エクセルのような表計算ソフトを使えば、金利の計算も簡単にできます。
計算が苦手だという人でも、各金融機関のサイトのシミュレーションツールを使えば簡単です。
基本の返済計画は無理なく立てよう
毎月の返済額を多くすれば早く返済も終わり、支払う利息も少なくて済みます。
しかし、あまりにも無理な計画を立てても守ることができず、結局は追加融資を受ける羽目になります。
大事なのは確実に返せる計画を立てておいて、その通りに実行をすることです。そうすれば確実に借金は減らし続けることができます。
上手に随時返済を利用しよう
基本の返済計画を実行をするだけではなく、随時返済を積極的に利用するのもひとつの方法です。
少しお金に余裕が出たときに無駄遣いをするのではなく、借金返済に回すのです。 そうすることで、当初の返済予定よりも期間を短縮することができます。
ただし、ATMに利用手数料が掛かる場合には、少額の返済をこまめにするとATM利用手数料が金利より高くついてしまうことがあるので、その点は要注意です。
返済のためにお金を余らせる
借金返済には余ったお金を使うだけではいけません。少しでも早く返したいと思うなら、返済のためにお金を余らせる努力をしなくてはいけません。
例えば食費や交際費の中から少しずつ節約をして、お金を余らせるのです。そうやって出来たお金を随時返済に回すことによって、より早く返すことができます。
大事なのは借金をしているという自覚で、その自覚がきちんと出来ている人なら返済のために節約もできますし、債務額や金利についても把握できているはずです。
キャッシングやカードローンの利用可能額は決して自分の預金額ではありません。お金を借りているんだという自覚を持って、積極的に返していきましょう。