闇金の融資でお金を借りるリスクとは

闇金は貸金業の登録をせずに違法に営業を行っています。雪だるま式に借金が増える原因になるので、絶対に利用してはいけません。

頭を抱え込んでいる人

闇金とは、貸金業の登録をせず違法に貸金業を営んでいる業者のことです。

保証人も要らずブラックでも借りられるとなれば、例え無許可の業者であっても困っている人は飛びつきたくなります。しかし、闇金で融資を受けることは、リスクが非常に高いのです。

後から後悔しないためにも、闇金を利用するリスクについて学びましょう。

借金の解決方法

法外に高い金利

闇金は違法な業者なので、法定金利なんてお構いなしです。

よくトイチと呼ばれる金利がありますが、これは10日で1割ということです。

もし100万円を10日間借りたとしたら、10万円の利息が発生します。 法定金利内の15%だったら4,100円ぐらいなのに、どれだけ高い金利かが分かるでしょう。

実際にはトイチ以上の金利を搾取する闇金業者も多く、10日で3割、5割なんて金利もあります。

広告通りの額面を借りることはできない

よく「保証人無しで500万円融資OK」なんて広告を見かけますが、いきなりそんな大きな額を借りられることはまずありません。

最初は5万や10万など小さな額を高利で貸し付けるだけです。

完済しようとすると、無理やり高利で貸し付けて、なかなか借金が無くならないのです。 そうしているうちにいつの間にか利息が膨れ上がって、とんでもない額になってしまうのです。

取り立てがとてもきつい

お金を貸してくれるときにはいい顔をしますが、一度でも支払いが遅れると執拗な取り立てをしてきます。家族や職場の人に迷惑がかかってしまうことも考えられます。

ただでさえ金利が高いのに、支払いに遅れるとさらに法外な遅延損害金が発生してしまいます。ブラックの人でも簡単に貸してくれるのは、確実に取り立てる自信があるからなのです。

債務整理が困難

法外な金利で貸し付けているのだから、短期間でかなりの過払い金が発生します。

もちろん返してもらえる権利はありますが、債務整理をするときには債権者に取引履歴の開示をしてもらう必要があります。

闇金業者は、その開示に素直に応じてくれないのです。それどころか、弁護士に頼んでも即取り立てが止まらないこともあります。

個人で債務整理をしようと思っても、到底闇金相手に敵うわけがありません。

そのため弁護士や司法書士に依頼するしかないのですが、プロでさえ敬遠することもあり、闇金相手の債務整理は受け付けていないところもあります。

もし債務整理をしようと思ったら、闇金相手を得意としている弁護士に依頼した方がよいでしょう。

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