そもそも弁護士に依頼が必要なのか?
弁護士に仕事を依頼すると当然のことながら弁護士費用が掛かります。
一般的に仕事開始前に着手金、仕事完了後に報酬金を支払う事になります。 報酬は固定額の場合もありますし、固定額+返還金の2割などと設定されることもあります。
いずれにせよ、弁護士に仕事を依頼したら数万円の費用が掛かるという事になります。
多額の負債があって、元本に付く利息によって雪だるま式に借金が増えている方なら、高い弁護士費用となっても仕事を依頼するべきです。
なぜなら、弁護士を利用することで弁護士費用に掛かった金額以上のリターンがあるからです。
でも、過払い請求で数万円を取り返したい場合は、よく考えた方が良いです。 過払い請求の際の弁護士着手金は5万円程度が相場です。 それに成功報酬として返還されたお金の20%程度が弁護士の取り分となります。
また、お金を取り返すには時間と手間が掛かるという事も考慮する必要があります。 過払い請求はこれらの事を踏まえた上で、弁護士に仕事依頼するとそれ以上のメリットがあるなら仕事を依頼するべきです。
そうでないと、あなたの貴重な時間と依頼する手間を掛けたにも拘わらず、返還金のほとんどは弁護士報酬に消えてしまったなんてことになりかねません。
弁護士は全員が善人ではない
弁護士というと法の番人、悪い奴をやっつける正義の味方みたいに考えている方がいると思います。
でも、弁護士は良い人ばかりではありません。 基本的に弁護士も商売として事業を営んでいるので、利益を上げるために相場と比較して高い報酬費用を要求してくる人もいます。
だから、悪徳なハズレ弁護士を選ばない様にするために弁護士選びには慎重になるべきです。
良い弁護士を選ぶポイントは、
- 借金整理専門で仕事をしている弁護士である。
- 借金整理の無料相談を受け付けている。
- 弁護士費用が明朗会計である。
です。
まずは、弁護士の無料相談を受けてみましょう。 話しをすれば、相手の弁護士の人柄なども見えてきますからね。
その無料相談の時に、仕事を正式依頼した際の弁護士費用について、弁護士から明確な回答が貰えるかを確認しましょう。