買い物をしても返済額が一定だとどうなる?
毎月の支払額が一定だとお財布にも響かないので便利です。
でも、クレジットカードで買い物しているということは、その都度借金が増えているということになります。
借金が増えているのに返済額が増えないなら、いつまで経っても借金返済が終わることはありません。
追加返済もせず、ずっとリボ払いをし続けてクレジットカードを使っていると、いつまで経っても借金返済が終わらない羽目になるのです。
莫大な金利手数料が発生する危険性
長期間、借金が残った状態だと、いったいどのような状態になるのでしょうか?
金利手数料は債務額と借入期間によって計算されるので、借金が無くならない限りずっと発生します。
3年で完済していればよかったのにずるずるとリボ払いで10年間も返済し続けていると、支払う金利手数料には大きな差が生まれます。
また、クレジットカードのリボ払いは一般的に金利が高めです。 長年リボ払いをし続けている人は、一度自分が支払った利息を計算してみましょう。 あまりの額の大きさに愕然とするかもしれません。
単純に50万円を18%の金利で借り、毎月1万円ずつリボ払いで返済をしていくと完済までに利息はなんと20万円近くにもなります。
リボ払いで買い物をし続けて借入期間も10年近くなっていれば、利息だけで100万円以上になってしまうことも十分にあり得ます。
債務額が分かりづらいから多重債務になる
借金が無くならないうちにまた借金を重ねてしまうため、リボ払いは自分がいくら借金をしているのかが分かりづらいです。
毎月のようにリボ払いで買い物をしていると毎月の返済額が少ないため、そのうち利用可能枠も無くなることでしょう。
すると今度は別のところから借金をすることになります。 リボ払いがきっかけで多重債務になり、破産してしまう人は少なくありません。
クレジットカードで借金苦にならないようにするには、やはりリボ払いの利用は止めましょう。 金利が一切かからない1回払いに指定するか、もしくは分割払いをするべきです。
分割払いであれば分割回数が少なければ金利負担は少ないですし、買い物をすればするほど借金返済額も増えるので使い過ぎも防止されます。
クレジットカードはとても便利なので、リボ払い以外の返済方法で、賢く使いたいものです。