金利の算出式は理解しておく必要がある
金利の計算方法は、返済スケジュールを立てる際に必ず必要となってくるものなので、借金返済中の身であるなら当然知っていなければならない事です。
もし、金利の計算方法を全く理解していないのなら、「借金をする資格がない」と言えます。
少し厳しいことを言いましたが、それほど金利の計算方法は債務者なら知っていて当たり前の借金に関する基本事項なのです。
ここでは、金利の計算方法はわかっているつもりだが、うる覚えなので計算方法を再度確認をしたいという方のために解説をしています。 (当サイト内の[借金返済の自動計算]や金融業者公式WEBサイト内の返済シミュレーション等を利用する場合でも、当然のことながら金利の計算式は知っておかなければなりません。)
借り入れ元本に対する金利(支払い利息)の算出式
金融業者が設定している貸付金利により算出される利息支払い額は以下の通りとなります。
[利息支払い額]=[借り入れ元本の残高]X金利(実質年率)X借入日数÷365日
借入残高に貸金業者が設定している実質年率を掛け合わせ、その値に、さらに借りている日数を掛け合わせます。
その値を、1年分の日数である365日(うるう年の場合は366日)で割ると、支払わなければならない利息の値がでます。
具体的な計算例
ここでは、支払利息の計算例として8万円を実質年率18%で30日間借りた場合の利息支払い額を算出してみます。
利息支払い額:8X0.18X30÷365=1183円
実際の上記の計算結果は1183.5616・・・となり小数点以下の端数がでます。
一般的には金融機関では利息の小数点以下の端数は、切り捨てで計算をするので、利息支払い額は1183円となります。 8万円を1カ月借りても実質年率18%で利息は千円ちょっとしか掛かりません。
今は低金利でお金を借りることができる時代です。 10年以上昔の、今からすると超高金利の時代に金融機関からお金を借りていた人は、あまりの利息の少なさにびっくりしているのではないでしょうか。