パチスロはギャンブル性が高い
パチスロを昔からやっている人は知っていると思うけど、今から10年ほど前にミリオンゴット(通称ミリゴ)とよばれる台が賭博性が非常に高くて社会問題となりました。
1日で最高100万円を稼ぐことができる台でしたが、コイン持ちが非常に悪く現金吸い込みマシンとも言われていました。
また、ミリオンゴットで多額の借金を作った人が返済不能に陥った結果、自殺するケースが多発し、自殺者製造マシーンとも言われていました。
あまりの賭博性の高さに業界規制が入り、ミリオンゴットはパチンコ屋からすぐに消えましたが、賭博性を低くした後継機種として今現在でもアナザーゴッドハーデスという機種が出ています。
アナザーゴッドハーデスの場合、ギャンブル性はミリゴと比較すると抑えられていますが、それでも嵌ってしまう人がいます。
ギャンブル中毒は病気
一昔前までは、自制が効かないほどギャンブルに依存してしまう人は、精神的に弱かったり、人として未熟だからと考えられていました。
ですが、近年ではギャンブル依存症は病気であり、精神疾患であることが分かっています。
お金を借りてまでパチスロなどのギャンブルをしてしまう人は、精神科病院で一度診察を受けるようにしましょう。
医師の診断により、精神疾患があるのなら心理療法などの治療を行う必要があります。 精神疾患が原因の場合、治療を受けて治さないと、一生ギャンブルによる借金癖を直すことはできません。
借金の返済
会社勤めをしているサラリーマンならまっとうに働けば、消費者金融などから借りたお金は返せるはずです。
余りにも借入額が多すぎて、給料だけでは返済が困難な場合は、任意整理をして借金の利息免除や返済期間の引き延ばしを債権者と協議しましょう。
一方、無職で仕事をしておらず、かつ、借金返済するだけの資産を持ち合わせていない方は、自己破産を行うしか救済方法はありません。
ギャンブルが原因だと、法律上は裁判所は借金の免除を認めないことになっています。
ですが、実際はパチスロにハマるに至った様々な状況を正直に裁判所に申告すれば、かなり高い確率で借金の免除が認められています。
もし、精神科病院から精神疾患の診断書が出ているのであれば、借金の免除はほぼ確実になります。
今、パチスロの借金に悩んでいる人は、上記の解決手段にすぐに取り組んでください。
また、最も重要なことは一刻も早くパチスロから足を洗って(もし病院での治療が必要なら治療を受けて)、これ以上、借入を増やさない様にすることです。