踏み倒しは困難
独身で、配偶者や子供がいなければ夜逃げで何とかなるかもしれないけど、家族がいたら基本的にだめですよね。
夜逃げは引越しをすることになるわけですが、住民票を移動させないと、移動先で様々な手続きができないことになります。
引越しをした時に住民票の転出と転入届けをすると、債権者はあなたの引越し先がわかるわけですから、移転先に催促をしてくることになります。
では、家族がいたら借金の踏み倒しは難しいけど、独身なら可能なのかと言ったら独身でもやっぱり踏み倒すのは難しいです。
他県などに引越しをして新しい仕事を探そうと言った時に、住民票もない様な人はどこも社員として雇ってくれるわけがありません。
せいぜい、アルバイトや日雇いの仕事を見つけることができるぐらいです。 そうなると、経済的に厳しい状態となります。 経済的に厳しくなったとしても、住民票が無いのですから、生活保護の申請もできません。
また、好きな人ができて、いざ結婚という話になった時に住民票がないと結婚届も役所に提出できません。
少額なら踏み倒せるかも
上記で踏み倒しは困難と言う話をしました。
ですが、少額の負債なら踏み倒せる可能性があります。 その理由は、借金の催促や取り立てやに掛かる費用の方が多くかかる場合です。
債権者は利益を出すのが目的です。 ですから、借金が返ってきたところで、それまでに掛かった催促などにかかった費用の方が多かったら赤字となってしまいます。
債務者の負債が少額の場合は、債権者は不良債権として取り扱って、催促をしてこないことも有り得ます。
ですが、個人的には少額だったら返済をしてしまった方が、気持ち的にスッキリしますよね。 いくらいい加減な性格だと言っても催促されるのは、やはり心理的なプレッシャーとなると思いますから。
支払わないことによるリスク
返済をしていない間は、ペナルティとして遅延損害金が加算をされます。
遅延損害金の金利は通常より高く設定をされています。 そのため、支払っていない間は雪だるま式に借金が増えてしまう事になります。
真面目に支払っていれば、返すことができたのに、踏み倒そうとしたばかりに返せない程の借金の額になってしまったなんてことが起こります。
支払いを拒否している間は、どんどん借金の額が増えているという事を認識するべきです
もし、お金が無くて返すことができないなら、そのまま放置しないで、借金問題のプロなどに相談をするべきです。