まずは現実と向きあう勇気を持とう
現状を打破するには、やはり現実と向き合うことが大事です。
非常に当り前のことですが、実はできていない人が多いです。 いったいなぜいつもお金がないんだろう、何で自分だけと嘆くばかりで、なかなか現実と向き合おうとはしません。
嘆いても借入金は減りません。 お金がないのは、借りたお金の返済をしているからで、その種を蒔いたのは自分だと自覚しましょう。
現実としっかり向き合った上で、今後自分はどうしていかないといけないのか、冷静に考える時間が必要です。
また、多重債務になる人や長年返済に苦しんでいる人の中には、そのうち何とかなると楽観視する人もいます。
楽観視するだけでは貧乏生活から抜け出すことはできません! 貧乏生活から抜け出すためには、これから何をすべきなのかしっかりと考えましょう。
借金の額や返済状況は把握している?
現実と向きあう準備ができたら、今度は債務状況を確認しましょう。 債務状況の確認で大事なのは以下の項目です。
- 債務はいくらあるか
- 月々いくら借金返済しているか
- 収入に対する返済額が占める割合
- 支出に使いすぎている部分があるか
- 借入の契約内容を知っているか
借金で苦しくなる原因を探りましょう。 「自分の収入に対し借入額が大き過ぎるのか」、それとも「無駄遣いし過ぎてお金を返せないでいるのか」などがあります。
無駄遣いし過ぎているのであれば支出をチェックし、無駄を省くことで改善ができます。
また、自分が毎月借金を返している額から、いったいどれだけ元金に充当されているか分りますか?
金融機関から借入をしたら必ず金利手数料が発生するので、1万円返済しても全額が元金に充当されるわけではありません。 金利手数料について分かっていなければ、借りたお金の返済計画は立てることができません。
お金を借りないこと!
貧乏生活から抜け出したいなら、もうこれ以上お金を借りないことが大事です。 借入れをすればするほど、月々の返済額は増えてもっと生活が苦しくなります。
しかし、よそから借りてこないと月々の生活がままならないこともあります。 借金をして借金を返す行為は自転車操業といって、すでに破たんしている状態です。
借入金の返済で圧迫されて生活ができないのであれば、債務整理をするか、もしくは収入をアップさせて返済額を増やすしかないでしょう。
でも収入なんてそう簡単に増やせるものではないです。 借金返済が原因で生活が困窮しているなら、債権者と話し合いの場を持って、毎月の返済額を減らすことを考えた方が良いです。