マイホームや自動車の購入のために借金をすることは、ごく一般的なことです。
ここでは、賢く借金返済するにはどうすれば良いかについて解説をしています。
日本人の借金事情
日本人の約半数の人が金融機関から借り入れをしています。
そして、その平均借金額は1100万円ほどもあります。
平均1100万円といっても借入額順に人を並べた時の中間に位置する人の借金額は約800万円なので、融資を受けている中の一部の人はかなり高額な借入れをしていることが分かります。
借金をしている方の借入理由を見てみると住宅や土地の購入が約９割を占めていてダントツです。 つまり、借金をしたほとんどの方は、マイホームを手に入れるために住宅ローンで多額をお金を借りた訳です。
『「持ち家」と「賃貸の借家」どちらが良いか？』と言うことがよく巷で話題になりますが、少なくとも日本人の半数の人は、「持ち家」の方が良いと判断をしている様です。
日本には借金は恥ずべきものと言った感覚を持っている方もおられますが、「住宅ローン」、「自動車ローン」、「教育ローン」に関しては、誰でもし得るものであってお金を借りたからと言って恥じるべきものではないです。
賢い返済方法
お金を借りると、必ず金利が付きます。
この金利による利息負担はお金を長く借りれば借りる程、多くなります。 ですから、金融機関から借り入れをした場合には、１日でも早く借りたお金を返すことが重要事項となります。
借金返済をしている最中でも、家族サービスや友達との付き合いのためにレジャーや旅行に出掛けたりしがちです。
男性の方なら仕事帰りに一杯飲む、女性の方なら流行の服をコーディネイトするためにショッピングを楽しみたいという方もおられることでしょう。
ですが、そこはぐっと我慢をして、遊興費分は全て金融機関への支払いに充てるぐらいの気持ちで返済に取り組む必要があります。
会社員であれば年２回賞与が出ると思いますが、賞与は貯金するのでなく、借金の繰り上げ返済に使う様にしましょう。 融資を行っている金融会社は、必ず繰り上げ返済にも対応をしています。
繰上げ返済で借金元本が減ると気が緩んでしまって、ついつい贅沢をしてしまったり、なかには新たに借り入れをしてしまうという方もいます。 優柔不断な行動をとっていると、なかなか完済までたどり着けません。
完済まで時間が掛かってしまうということは、金利による利息負担が増えることを意味します。 ここは、早期完済するために確固たる決意を持って、返済を最優先とした生活行動をとる必要があります。
短期返済することができれば、利息負担も少なくて済みトータル返済額を抑えることができます。 賢い返済を実現したいなら、早期完済をするための努力をしましょう。
